診療案内

内科

こんなときはご相談ください

熱が出た、頭が痛い、咳が出る、喉が痛い、お腹が痛い、下痢、便秘、吐き気がある、食欲がない、息切れがする、花粉症がつらい、めまいがする、急に体重が減った・増えた など

生活習慣病の管理や介護予防

高血圧、糖尿病などの管理、
認知症、ロコモティブ・シンドローム、老年症候群などの予防、適切なケアも、かかりつけ医としてしっかり行っていきます。

生活習慣病、メタボリック・シンドローム

生活習慣病は、食事や運動、休養、喫煙、飲酒などの生活習慣が発症の要因となる疾患の総称で、代表的なものに高血圧、糖尿病、高脂血症などがあります。これらの病気は脳卒中や心臓疾患などにも深く関係し、介護が必要になる遠因でもあります。メタボリック・シンドロームとは、内臓脂肪型肥満で糖尿病、高血圧、高脂血症のいずれか2つが該当する場合に診断されます。
かかりつけ医で定期的な体調管理を行い、健康寿命を延ばしましょう。

ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)

英語で“移動するための能力がある”ことを表す「ロコモティブ」からつくった言葉で、骨・筋肉・関節・靭帯・腱・神経などの運動器の障害のために、移動機能の低下をきたした状態を指します。
転倒・骨折は要介護状態を来す重要ポイントです。骨や筋肉を無理なく、少しでも長く健康に保てるよう、栄養や運動、お薬などで支援していきます。

 

老年症候群

加齢に伴って自立を妨げ、要介護状態に導いてしまう身体的および精神的諸症状疾患の総称です。
転倒、低栄養で痩せてくる、うつ、失禁、閉じこもり、口腔内トラブル、筋肉量の低下などが代表的な症状です。
加齢とうまくつきあう方法を一緒に考えましょう。

気になるいびきは、睡眠時無呼吸症候群かも?

いびきがひどいと言われた
日中なんとなく眠くて、日常生活に支障が出ている…

そんな方は「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」かもしれません。
当院では簡易検査が可能です。

詳しくはこちら

外科・整形外科・泌尿器科

こんなときはご相談ください

思いもかけぬケガ、気になる創(キズ)、できもの、静脈瘤、皮膚の感染症など。
外傷全般、整形外科、皮膚の疾患などさまさまな領域における疾患の診断・処置を行います。
おしっこの出が悪い、頻尿、尿もれなど泌尿器のお悩みもお気軽に相談してください。

入院が必要なほど重症の場合は、病院専門医へ紹介いたします。

外傷全般・整形外科領域の診療

  • 切創、挫創、擦過創、刺傷、咬傷
  • 頭部・胸部・腹部の打撲や挫傷
  • 上下肢の骨折・捻挫・脱臼

 

泌尿器疾患の診断・処置

  • 尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)の診断治療
    入院が必要な重傷者は専門医へ紹介します。
  • 尿路結石の診断治療
  • 頻尿・排尿困難の治療
  • 尿閉(導尿を行います)
  • 導尿中の患者さんの尿道カテーテル交換

 

皮膚疾患の処置・皮膚炎などの治療

  • 熱傷処置
  • 皮膚の湿疹群
  • 帯状疱疹
  • 蜂窩織炎(主に下腿の皮下脂肪の炎症)
  • 感染性粉瘤・皮下膿瘍
  • 白癬症:白癬菌(水虫・たむし)の検査が可能

小外科手術・さまざまな処置

次は局所麻酔で、当院で行う手術には次のようなものがあります。

  • 皮膚の腫瘍・皮下腫瘍の摘出手術
  • 異物除去術
  • 爪周囲炎 瘭疽 巻き爪の処置
  • 静脈瘤切除・硬化療法 など

 

 

あなたのまちの外科医ができること

切傷、挫創、刺創

圧迫で止血しても、再出血の可能性があります。
縫合したり、出血部分を結紮して止血します。
砂・木片などの異物があれば除去し、洗浄し縫合します。
刺し傷の場合、一旦切開し傷を広げることもあります。

頭部や胸部、上下肢、骨盤打撲

骨折の有無をレントゲンで確認します。
外傷機転により、骨が露出するほど傷が深い場合があります。
挫滅や汚染がひどい場合は局所麻酔の後、一部の組織の除去(デブリッドメント)を行い、筋層・皮下脂肪・皮膚などを、慎重に層々に縫合します。
吸収される糸と、抜糸の必要な糸を使い分けます。
必要に応じて被覆剤を使用したり、軟膏処置を行います。

骨折・脱臼

  • 頭蓋骨骨折、眼窩骨折、下顎骨骨折、顎関節脱臼
    ⇒ 骨折があれば専門医へ紹介、顎関節脱臼は整復します。
  • 手指骨骨折・脱臼、手関節骨折、前腕骨骨折、肘関節骨折・脱臼、上腕骨骨折、肩関節骨折・脱臼、肩甲骨骨折、鎖骨骨折、肩鎖関節脱臼
    ⇒ 手指骨骨折・上肢骨折ならシーネ固定。脱臼は可能なものは整復。鎖骨骨折は鎖骨バンド等で固定します。
  • 肋骨骨折、胸骨骨折、胸椎圧迫骨折
    ⇒ 肋骨骨折はバストバンドで固定します。
  • 骨盤骨折(恥骨骨折、腸骨骨折、座骨骨折)、腰椎圧迫骨折
    ⇒ 入院が必要なことが多く、専門医へ紹介します。
  • 尾骨骨折
    ⇒ 鎮痛剤などでの経過観察となります。
  • 足趾骨骨折、足関節骨折、下腿骨折、膝関節骨折、膝蓋骨骨折、大腿骨骨折、大腿骨頚部骨折、股関節脱臼
    ⇒ 荷重のかかる下肢の骨折の多くは手術適応となりますので、専門医へ紹介します。

※転位(骨折線のズレ)のひどい骨折や、開放骨折など重症と判断した症例は、専門医へ紹介します。

肩関節周囲炎(五十肩)

  • 関節炎を抑える抗炎症薬の関節注射などを行います。
  • 疼痛で拘縮を来すこと予防した運動療法が必要です。

 

膝関節水腫・関節炎

  • 関節水腫では穿刺排液します。
  • 抗炎症薬の注射や、ヒアルロン酸の注入も可能です。

※高度の変形性関節症や、リウマチなどの場合は専門医へ紹介します。

 

捻挫・靱帯損傷

  • 手関節捻挫:湿布処置、シーネ固定
  • 足関節捻挫:関節の動揺のひどいときは固定し松葉杖
    手術適応のこともあり重症では専門医へ紹介
  • 膝関節靱帯損傷・アキレス腱損傷・断裂
    手術適応のこともあり専門医へ紹介

 

肘内障(小児の肘抜け)

  • 徒手整復します。

咬傷(ヒト・ネコ・イヌ・ヘビにかまれたとき)

  • 動物の口腔内は汚染されており、感染の危険があります。
  • 十分な洗浄が必要で、創を広げる必要があることがあります。
  • 縫合する場合は、ドレーン(中に菌が残らないようにする排液管)を留置することがあります。
  • マムシのヘビ毒は、溶血毒を持ちます。易出血性であれば マムシによる毒ヘビ咬傷と判断し、抗マムシ抗毒素血清の使用が必要ですので専門医に紹介します。

 

熱傷

まずは冷却が基本です。来院前に十分冷やしてきてください

  • I度熱傷:発赤のみで2・3日程度で治癒します。
  • II度熱傷:早期には浅達性か深達性かは判断できません。
    水疱形成が特徴ですが可能なら水疱は切除せず、浸潤環境で軟膏や被覆剤で観察し、感染を合併した場合は抗生物質を使用します。
  • III度熱傷(皮膚全層の熱傷で知覚のない硬い痂皮となる)や化学熱傷、広範囲熱傷、気道熱傷は専門医へ紹介します。

 

皮下異物、爪下異物、爪下血腫

  • 必要に応じて局所麻酔科に異物を除去します。
  • 化膿していれば切開排膿、抗生物質を投与します。
  • 爪下血腫では、爪を穿刺し血腫を排液します。

 

皮下膿瘍・毛嚢炎・ 感染粉瘤(アテローム)

  • 感染状況で、必要に応じて局所麻酔の後、切開・排膿
  • 感染粉瘤では、排膿後内容物を掻き出します。
  • 抗生物質を投与します。

医薬品の自己負担の新たな仕組み

後発医薬品(ジェネリック医薬品)があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金をお支払いいただきます。この機会に、後発医薬品の積極的な利用をお願いいたします。

  • 後発医薬品は、先発医薬品と有効成分が同じで、同じように使っていただけるお薬です。
  • 先発医薬品と後発医薬品の薬価差額の4分の1相当を、特別の料金として、医療保険の患者負担と合わせてお支払いいただきます。
  • 先発医薬品を処方・調剤する医療上の必要があると認められる場合等は、特別の料金はかかりません。

当院でできる検査

生理機能検査

心電図

12誘導心電図検査を行います。両手・両足・胸部に電極を装着し、心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を拾って、その波形を記録します。
不整脈等の検査に有用です。

血圧脈波検査(ABI)

両腕・両足の血圧を測定し、血管の硬さや詰まり具合を調べます。

超音波検査(エコー)

エコーは人の耳に聞こえない高い周波数の音を発生させて、その音の反射を利用して画像化させ、臓器の形態を調べる検査です。
検査する部位にゼリーを付けてプローブを当てながら、スクリーニング検査を行います。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)簡易検査

こちらのページをご覧ください。

検体検査

当院では、血液や尿などの基本的な検体検査を院内で行うことができます。迅速に検査結果を得ることで、適切な診断や治療方針の決定につなげます。

血球計測

貧血の指標となるヘモグロビン量、白血球やCRPといった感染症に関わる血球測定を速やかに行います。

HbA1c測定

HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1~2カ月間の平均血糖状態を反映し、糖尿病の診断や血糖コントロールの指標として重要なものです。わずか1μℓの血液採取で、6分で結果が出ます。

尿分析

尿試験紙と呼ばれる、ろ紙に試薬を染み込ませたものを尿に浸し、尿中成分を(+)や(-)で判定する検査です。尿タンパク、尿糖、潜血、白血球などを調べます。

血清・血球分離

採血した血液検体は、いち早く血清と血球に分離する必要があります。採血したまま放置すると、正しい結果が出なくなるからです。当院では速やかに血液検体を分離し、院内で擁している機器と、大同病院の検査室との連携により、検査を迅速かつ正確に行うことに努めています。

X線画像診断(レントゲン)

一般X線撮影に、間接変換FPD(フラットパネルディテクタ)装置を導入しています。これにより患者さまの検査にかかる負担が軽減され、より高画質な画像診断が可能となっています。

この装置の特徴
  • 検査時間が短縮されます(約1秒で画像を確認できます)
  • 被ばく線量が従来方式に比べ低減されています
  • 高画質です

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